某自動車会社のエンジニアが、自分のために作った公差計算アプリ。公差計算では、各寸法公差に対して、単純和/二乗和を指定し、累積公差を求めることができます。また、設定された寸法公差に対して、ある寸法が発生する確率も求めることができます。広告ありの無料バージョン。公差計算の数値6個まで。
(*気に入ったら、広告無しの有料バージョン[公差計算2+]も使ってください。数値10個まで可。細かいとこまでさらに使いやすくアップグレード。)
①累積公差の計算
・タイトルバーの[accumulation]をタップ。
・公差の足し算
使い方例:
・[A] の寸法欄をタッチし、「5」を入力。
・[A] の公差欄をタッチし、「0.2」を入力。
・[B] の寸法欄をタッチし、「4」を入力。
・[B] の公差欄をタッチし、「0.2」を入力。
・[C] の寸法欄をタッチし、「3」を入力。
・[C] の公差欄をタッチし、「0.1」を入力。
・[計算]ボタンをタップ
→ 計算結果 12±0.5 が表示される。
・単純和/二乗和 の切り替え
[A]~[F]それぞれの欄の横のボタンをタップすると、単純和(Linear Sum (L.S.))/二乗和平方根(Root Sum Square (R.S.S.)) が切り替わる。L.S. と R.S.S. の混合でも計算できます。
・(…上の続き…)
・ [A]~[C]のトグルボタンをタップして、すべて[二乗和]にする。
・[計算]ボタンをタップ
→ 計算結果 12±0.3 が表示される。
②確率計算
・タイトルバーの[Probability]ボタンをタップ。
・「設定値」の欄に寸法と公差を記入する。
例: 寸法12mmで公差が3σで±0.3の場合。
・寸法:12,公差:0.3 を記入
・プルダウンボタンで[3]を選ぶ。
・調べたい値を「テスト値」の欄に記入する。
例:12.4以上が発生する確率を調べたい場合。
・テスト値:12.4 を記入。
・隣のボタンをタップして「以上」を選ぶ。
・[計算]ボタンを押す。
例:発生確率が3.2ppm,31574回に1回発生する事象であることがわかる。